安易に安さで業者を選ばないでください！

安易に安さで工事業者を選ぶ危険性

家の補修工事やリノベーションなど、工事業者を選ぶ場面では、何かというと「価格」に目が行きがちです。

しかし、値段のみを優先して『業者の信用性』を考えず、実績や評判を気にしないと、思わぬ事故や負担が発生することも。

この記事では、安易に安さで工事業者を選んだ場合に起こりえる危険性について解説します。

安い値段の工事業者は、時に水準の低い材料を使用したり、不適切な工事を行うことがあります。これにより、工事後になってから消耗しきれない不具合や低質な工事が発覚することもあります。

結果的には、追加修補工事や、再工事が必要になり、予算を超える可能性もあります。

また、安い金額で仕事を無作為に契約し、実際の工事の責任は一切取らないという悪質なケースも御座います。

トラブルが発覚した後、仲介業者と実際の施工業者とのたらい回し、無駄なトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

実際に誰もが一度は思い込む「安い方が嬉しい。安く済ませたい。」という概念。

しかし、その背景には正常な業者が入れないような値段設定のもとで工事を下手に行う業者も存在します。

【事例】

● 塞ぎこみ工事

少しの時間で工事を終わらせ、デザインや工程が適切でないことが発覚する。

● 不要な工事の招き込み

つまらない低価格で危機感を促し、実際は不要な工事を定義する。

● 話し合い不足

こまかな詳細を明示せず、後で別途的な負担を求められることも。

● 無資格・無許可工事

工事資格のない者業者が施工をすることで、取り返しのつかない事故が発生することも。さらに、余計なトラブルに巻き込まれたあげく、再工事をすることになってしまう。

業者に依頼をする際には、その業者が信頼できるかどうか、調べましょう。

そもそも情報が出てこない業者や他社と比べて安すぎる業者には注意しましょう。

価格の適正は一般の方では、なかなか判断が難しいと思います。

最近では様々な業者がホームページに価格基準を掲載したりしています。

そういった情報を一つの参考にしたり、数社から見積をとる、金額ベースで選ばず、業者の情報や口コミ、過去の実績などを考慮するなど、業者選びの際に少し視点を変えて考えてみると良いと思います。

値段のみに触れて工事業者を選ぶと、結果的に高い値段や不慣を生むことになりかねません。しっかりと業者を確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。